Muddy Waters / AT NEWPORT 1960 (1960)

店長オススメ・ブルース音源

Muddy Waters / AT NEWPORT 1960

この音源は、バンド型ブルースのお手本のような、ぜつみょうなライブです。
ロバート・ジョンソンはいろんな代表曲があって有名ですが、カントリーブルースバンド形態で、シカゴの黒人音楽に火をつけたのがこの人、マディー・ウォーターズです。


1960年の夏、ニューポートジャズ祭でのライブで、マディーのバンドにオーティス・スパン、パット・ヘア、ジェイムス・コットンらが入ってます。この個々の人たちの音源もなかなかです。
私は、18才くらいの時にこの音と出会ったのですが、とても真剣に聞くことができなかったと思います。20才ぐらいの時にはもう、とりこになって毎日、家にいる間ずっと聞いていました。そしてマディーの出しているCD、LPをたくさん集めました。もちろんチェスボックスも買いました。そして黒人音楽にはまってしまって、ぬけられません!!

ブルースと言われているサウンドをまのあたりにするというか、マディーはBOSSなので、コーヒーが好きで・・あっと、うそです。BOSSなので、その後のシカゴで活躍するミュージシャンをしたがえて、というか、マディーのなんとかいうCDを買うとバックでギターがバディー・ガイだったり、ハープがリトル・ウォルターだったりと、いろいろなアーティストが聞けると思う。中に入っている解説で黒人音楽のいろいろがわかります。
そういった面でもこのアルバムは、確か5枚目に出したLPだと思いますが、オーティス・スパンの素晴らしいピアノも聞けます。
まあ、人には好みがいろいろあると思いますが、ギターを弾くんだったら、バンドをやるんだったら、こういった音源にふれてみてもいいのではないのでしょうか。
自分ではぜんぜん、かたよった音楽だとは思っていませんし、そういった見方もしていません。
ぜひ一度聞いてみてください。たぶんみなさんの音楽人生にプラスになる音源だと思います。
●そんなこんなのマディー・ウォーターズのギターが、フェンダーカスタムショップから「マディー・ウォーターズ・トリビュート・テレキャスター2000」として発売されます。
当店でも売ってますので、ぜひ予約を入れてください。
限定生産です。


詳しい事とかは、FULL UP店頭にもありますが、山野楽器さんが出している、フェンダー・フロントラインで見られます。